2011年8月2日火曜日

FSD企画コマ「Bunkyo Menu」

順序がバラバラになってしまいますが、記録のためにFSD企画コマのことを残したいと思います。



「佳境」に入っている「京都文教入門」。3つの山場のうちの一つ、FSD企画コマ「Bunkyo Menu」が2011.6.24(水)に終わりました。これは、Bunkyo Menuを使って京都文教を広く・浅く・全部知ってもらい、「学費以上」に京都文教を使いきってもらうための情報提供を10名の教職員・学生がプレゼンテーションを通じて行うというものです。


 プレゼンは「情報提供」ではなく、「イメージの提供」、つまりCM感を重視しています。細かなスペックを次々に畳み掛けても頭に入りません。例えば、化粧品のCMで「マイナス5才肌」とやると、成分が何かなどはわからなくても「肌に良い」という印象が残る、というやり方です。車のCMでも細かいスペックは言わない。成分表やスペックは興味を持った人に後日伝える、というスタンスです。


 よって、プレゼンターは印象重視、如何に記憶に残るか、という勝負をします。もちろん、人気投票をも行い、プレゼンターの振り返りに使いました。職員も学生もこの時ばかりはムキになって上位を狙い、リハを通じて互いに切磋琢磨をします。







このコマは、大学卒業間際になって「知らなかった」ということをできるだけ無くしたい、ということで始まった、一般的な大学入門ではなく「京都文教入門」の核といえるコマです。大学のいろんなリソースを紹介して、「何かややってみようかな」という小さな芽を芽吹かせるのが目的。

反応は上々で、「こんなに色々なプロジェクト、制度、仕組みがあると知らなかった」「何かをやってみようと思った」「大学時代、ボーッと過ごすのはイヤだと思った」「自分も来年は人前でプレゼンテーションをしたいと思った」などといったコメントが多数ありました。

「なんか、やってみようかな」 そんな「勇気ある一歩」の芽が多くの一回生達の心に小さく芽生えたように思います。
授業終了後の茶話会も賑やかでした。






明日は兄妹コマのプロジェクトPRフェスタがあります。今度は実際に大学を「学費以上」に使いまくっている先輩学生たち14団体が渾身のプレゼンをします。先輩学生たちの「光」を受け、一回生たちに芽生えた小さな芽がニョキニョキと育ってくれるだろう、と確信しています。

京都文教は小さな大学です。でも、だからこそ「一回生全員」の芽を育てる、FSD企画コマやプロジェクトPRフェスタを開催することが出来ます。たくさんの一回生が「勇気ある一歩」を踏みだし、皆が笑顔で京都文教を「学費以上」に使い始め、どんな大学にも負けない、躍動感あふれる「素敵な大学」になってほしい、と願っています。

金曜日には最後の山場、「公開しゃべり場」があります。
昨日の説明会には追手門山下さん、仏教赤尾さん、龍谷中川さん、岡山秋吉さんがなんとスカイプで参加下さいました。
こちらはまだまだ不安だらけですが、少しだけ楽しみになってきました。

学生たちは同時多発的に運営されているこれら企画のために連日リハーサルや打ち合わせ、自らの発表作成、そしてそれぞれが所属するプロジェクトやクラブの活動、さらには授業の課題レポートをこなしながら、目が回りそうなくらい動いています。
学生の活躍を間近で見る。大学で奉職する醍醐味を感じる日々であります。

0 件のコメント:

コメントを投稿